鮎釣行記 9月25日玉島川
2008年の鮎釣り釣行紀も更新がしばらくないから楽しみにしている方は「もう鮎馬鹿店長の釣りは終わった・・」なんて思っていたのではないでしょうか。
まだ終わりませんよ。
僕は「未練たっぷりあきらめ悪いタイプ」ですから釣れるまで行きますよ〜
9月25日、僕は玉島川にいました。この時期、厳木川の水温が高いので鮎の活性は厳木川に分があります しかし玉島川なのです。
飴源でオトリ購入、早速川に入り鼻カンセット!!「行け〜!!痩せオトリ〜」・・・・・・・・・・・・それから1時間、ノーヒット。

オトリを替えて再挑戦・・・・1時間半後やっと群れ鮎の活性が上がった頃、最初の野鮎がヒットしました。都合2時間半、やっぱりあきらめ悪い僕の粘り勝ち!

その頃下流から釣人が・・見るとS口さん、僕の20M位上流に入り一流しでヒット!!
「ク〜そんなものだ!」と自分に言い聞かせて粘る・・ひたすら粘る。
この時期の鮎は縄張り意識も薄れアタックしてこない。しかも皮が堅くなっているのでハリが刺さりにくい・・・全ての悪条件が重なるのがこの時期、そんな事をわかっていて鮎釣りに行くのだから鮎釣りって魔性の釣りって言うのが理解できます。


流芯に向かう途中で「ドガ〜ン」とヒット、普通掛かったら下流に下るのに上流へガンガン走る。デカイというのはわかっていたから体勢を整えていたら今度は下流に「ビュ〜〜ン」しばらく耐えたらスポ〜ンと針外れでオトリだけ飛んできた。
この時点でオトリは「劣り」になりました。

オトリを替えてゴー!「ドガ〜ン!!」「ビュ〜!!」目印は吹っ飛び竿がひん曲がります。
細糸とスレ針だから無理をすれば糸が切れるし針が外れる、リスクだらけの釣りだけどたまらなく面白いスリル感、タモに収まったのは体高のあるメスでした。



さ〜一発で振り回された鮎はグロッキー・・・さすがに掛かったばかりの大鮎をオトリに使う気にはなりませんので船の中へ、残ったヘロヘロオトリで泳がせる事にします。
流芯の際を泳がせていると時々竿に「コツ・コツ」と野鮎がアタックしている感触がします。
しつこくその場所を泳がせるとひったくられるように目印が上流へ!
「さっきよりデカイ」緊張感が手元を狂わせたような気がしました。10秒ほどのやり取りのあと針が外れデカ鮎は痛恨のバラシ!!そしてオトリは全てグロッキーなので午後3時半撤収となりました。

終わって考えてみれば終盤でも十分楽しませてもらいました。というのも今年の玉島川は遊魚券を扱う中村酒店の店主が「始まって以来の不漁」と言う位、鮎の数が少ない年でした。それでもこうやって9月下旬でも楽しめるだからすごいな〜と思います。
「今年は期待が持てます!!」という年は逆にどれだけ釣れるかワクワクです。

さ〜僕の2008鮎釣りも残りわずか、10月でも行きますよ〜
今度は厳木川だ!!




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