6月15日 鮎釣行記in玉島川
6月15日 玉島川



新聞やニュースで聞いたときは驚いた。「12日、佐賀県内の川で鮎2000匹が死んでいるのが発見されました」すぐ調べて玉島川ということは分かったものの解禁が15日・・・どうする??と思っていた翌13日、「今度は下流部で2万匹の鮎が死んでいるのを確認しました」さすがにこのニュースで「今年は終わったな・・・」と思いました。
インターネットで調べると死んだのは部分的で友釣りの専用区は大丈夫との事、ただ死んだ原因が分からないまま解禁日の15日を迎えてしまった。
鮎を解剖し検査したが理由は分からず「おそらく一時的に高濃度の農薬などが渇水状態の川に流れ込んだために今回の事件になったのでは・・・」というのが一応の結論でした。
いまはまったく大丈夫との事で解禁日の玉島川に釣行した。
 今回は剛さんと釣行、今回のニュースと雨の影響で「今日はほとんどいないでしょう。この雨でおったらよっぽど物好きですよ!!」
なんてポイントにいったらもうすでに竿が並んでいた。ショック!!
おまけに剛さんは寝坊するし・・・あわててタイツに着替える。
今回選んだポイントは専用区の上流部、下見でここに鮎がいっぱいいたという剛さんのポイントは投網も入る境界付近のため僕は一目散に下流へ向かう。
一方の剛さんは自分を信じてポイントに入ったがまったく釣れず。
別の釣り人に「さっき投網でごっそりとっていったよ!!そこ・・・おまけにウナギもはいっとった。」と聞きあきらめてポイント移動。 下流に向かった僕は念入りにポイントを探す。
解禁日は流れのゆるい場所、深みがある事、石がゴロゴロしているところを狙うようにしている。

全部は当てはまらないがポイントを見つけてスタンバイ・・・緊張する。今年を占う一発目、本当に玉島は大丈夫ろうか?ここにも悪い影響が出ているのではないか?色々考えながら鼻間を通し逆バリを打つ。
ポイントに向けオトリを放つと不安は一瞬でなくなりました。
「す〜と泳いだと思ったら2m位泳いだ所でガツンです。」
オトリを変えて再度ポイントへ・・・またも途中でひったくられる掛かりで2匹目、その後3連発、20分で5匹・・・少し時間をおいて2連発、3連発・・・8時過ぎから始めて10時40分までで16匹、雨が強くなり濁りも出てきた。午後から仕事の私はこれで終了、剛さんにポイントを譲る。

「濁りがつよくなったら早めにあがってね。」と声をかけ剛さんと別れる。
剛さんはその後すべて一人で釣り、3時までで9匹の鮎を釣り上げた。
大雨・濁り・低水温、おまけに今回が2回目の鮎釣りで9匹は上出来でしょう。

今回の仕掛け
竿 8.5m
天井糸 デュエルスムースPE0.4号 (最近これがお気に入り)
付け糸 上 0.4号ナイロン
水中糸 ナイロン0.2号
付け糸 下 0.3号ナイロン
鼻間 オーナー5.5号
逆さバリ オーナー2号
針 ダイワ エアスピード6.5号 * 玉島川の釣果を上げる秘訣はなんと言っても静かに釣ることです。
* 水の中に入らないのもオススメです。
* 友船をカラカラ引っ張りまわすより石に固定しておくほうが良いようです。
釣果が思うように上がらない方、浅場で釣る時のワンポイントアドバイスです。


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