壱岐釣行記 

壱岐釣行記

  壱岐の瀬渡し船、「玄海」の大野船長より「梅雨グロのはしりでしょう、数が出はじめているので遊びにこんですか〜」と誘いの電話・・・今年初めての鮎釣りに行くか、壱岐に行くかちょっと悩んで今回は壱岐に決定した。
5月24日(水)朝3時に岐志漁港出港の玄海に乗り込んだ。
波高1・5m 中潮、天気もまずまず、40分ほどで「下イズミ」に到着、3名の釣り客を降ろし船は壱岐本島方面へ、しばらくして金城が見えてきた。


玄海
今回はゆっくり釣りたかったこともあり「小金城の水道に・・・」と思っていたら船長が「小関さん、ここ行きましょうか。」と船をつけてくれたのは大金城の「東の壁側」足場も悪く常に足を踏ん張っていないといけない所だが船長おすすめとの事で渡ることにした。
さらに船長が「小関さん、今日はデカイの頼みますよ。あと、数も!!」とハードルの高いノルマを言ってきた。
このポイントには自分を含め4人が降りたが船が離れる際、またしても船長が「このポイントは月曜日に7人上がってクーラー7杯釣れてます!!最大は41cmです。それ以上のサイズをがんばってくださいね〜」と、プレッシャーをかけて去っていった。
夜があけて朝まずめの一投目、すぐに餌を取られる。棚は浅いようだ。
2投目、ウキが入るが合わない、「アブッテカモ」が沸いている。
仕掛けを変えてオモリを追加、足元にマキエをまとめ仕掛けを沖へ、しばらく繰り返すと手のひらサイズのクロが来た。2匹、3匹同じサイズが続く、クロが沸いてきて餌取りが食わなくなった。「しめしめ・・・」
それからはサイズアップし25cm〜35cmクラスがコンスタントに釣れる。
10時半頃には32Lクーラー8分目位のハイペース、船長が言っていた「数」のノルマは達成した。

しかし、型が伸びない・・・同礁した岩崎さんも同サイズをコンスタントに釣っていた。「あとは型が出れば文句無しなんですがね〜。」確かに贅沢な事だが私も同じ考えだった。しばらくすると玄海が見回りに来た、いつもの炊き立て弁当をもらう。

10時半クーラーに入りきらなかったらどうしよう・・・


お弁当
 
船長に「数はノルマ達成したけど、型がイマイチ」というと「これから潮が変わるので頑張って!!41cm以上をおねがいします!!」と妥協させてくれない・・・「ハイハイ・ガンバリマスヨ。」
ゲンコツ方面からの潮がきつくなりウキをチェンジ、5Bウキ、ハリスのガンダマを段打ちし速い流れに入るようにした。本流に向かう反転流に仕掛けを乗せると潮目に差し掛かる寸前にウキ入り38cmが来た。
時間は12時過ぎ、天気は快晴、釣り場は風裏でベタ凪、この状況で40オーバー出るとかいな??と思いながらも粘っていると「ガツ〜ン」とデカイアタリ、「サンノジかな〜」と足元まで寄せると40cmは超えていそうなクロでちょっと緊張する。
タモに収まったのは40cmオーバーの尾長クロだった。「41cmは超えているだろうか」時間は12時30分、
よくも真昼間に40オーバー出るものです。
その後も岩崎さんとコンスタントに釣果を伸ばし今回の釣行を終えました。
帰港後、検量すると最大は41cm1・3kgで41cmは惜しくも同寸で超えられなかった。
しかし数は釣れて壱岐の魚影の濃さと、昼間に40オーバーの出る可能性があることを教えてくれた。
これから梅雨クロシーズン突入、型・数とも今からが「期待・大!!」船長も「だんだん型が良〜なってきた」と喜んでいました。
壱岐までは岐志漁港から直行、乗り合いで1人¥8,000 平日も好評出港中です。
ちなみに炊き立ての弁当は壱岐の棚田米で、これだけで「満足できる味」これも料金に含まれているからうれしい限りです。
来週はいよいよ「鮎解禁」です。

今回の釣果

この流れです。

岩崎さん

最大魚

 今回、使用したタックル&えさはこんな感じ・・・
竿・1・5号
リール レバーブレーキ付2500番
道糸 フロストン VX 1.7号
ハリス ジョイナーV2 1.7号〜1.5号
ハリ グレバリ 5〜7号
ウキ 0〜5B
マキエの量 オキアミ3角 集魚剤 2 パン粉1kg


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