「玉島川の洗礼・厳木川の悪夢」
9月14日
佐賀県 玉島川
釣果 辰 5匹 よっさん15匹
9月6日の台風以来一週間後の釣行になった。
今回は店主、中原と釣行記おなじみのよっさん2人での釣り、昼1時に出発し2時から川に入りました。
前回、華々しいデビューを飾った店主中原ですが今回は痛い玉島川の洗礼を受けることになったのです。
洗礼1)購入したおとりをセットしいきなりヒットと、幸先良かったはずが掛かり鮎の急所を見事に捕らえ
ノックダウン、(魚を絞めるのはお手の物って・・・掛かり鮎殺しちゃ〜)
洗礼2)グロッキーおとりでやっと2匹目を掛けたものの明らかにデカイ引き、玉島川のビックワン鮎君。
流れに合わせ下流に下るものの落差のある滝に飲み込まれたところで無念の針はずれ・・・
このころにはオトリは泳ぐことも出来ず再起不能、見えている鮎を相手に暇つぶし・・・見かねたよっさんが生きの良いオトリを分けてくれました。鮎釣りはオトリの元気の良さが重要です。
「掛かるね〜やっぱりこうじゃなきゃ!!」と言うのもつかの間・・・
洗礼3)やっと釣れて良いペース、掛かり鮎を船に入れようとした矢先・・・「手がすべり船の上を鮎が・・・ツルッポチャン」 釣れたばかりの鮎がもとの川へ・・・さようなら。
結局、トラブル続出で終わってみれば5匹。鮎釣りは他の釣りと違い釣果が『マイナス』になることもありますので冷や冷やものです。
一方のよっさんはマイペース、軽〜く釣って15匹、『塩焼きも毎週食べれば飽きますよ。』と余裕・・・
9月15日
厳木川
釣果 4匹
この日は厳木川と決めていました。以前、台風後の新垢が着き始めたときに入れ掛りしたことがあるからです。
当日は日の高くなった11時から川に入りました。鮎は見えるのに掛からない状態が一時間続き場所移動、下流へ川を見ながら下るといましたいましたやる気のある鮎集団が!
小さめのオトリを泳がせると型の良い鮎から入れ掛り1・2・3・・・11・12・・・たぶん14・5匹釣ったでしょう。久々の入れ掛り、ほんの1時間です。その後ポイントを移動しながら数を伸ばし久しぶりの良い釣り。
夕方5時をまわった頃には30匹は超えていたので下流のポイント近くに止めた車の所まで釣り下がろう・・・
うまくいけば40に届くかな?「悪夢はやめようとした時にやってきました。」
水深のあるここぞというポイントのみ釣り、1・2匹ずつ追加していく。深みのポイントからチャラ瀬に向かっていた時に悲劇が!!
浅瀬に立った瞬間、足にコツコツと何かが当たる。「なんだ〜」と足元を見ると友船がひっくり返っている・・・
「まさか!!」とおもった時は遅かった、友船の蓋が全開、中に入っていた釣れた鮎がほとんど逃げている。
そう、「コツコツ」の正体は逃げた鮎だった。今までは何だったのか?もう、空を見上げて呆れるしかありません。
残った鮎はオトリを含めて4匹、この時期に数釣れたことだけでも満足しなければいけないでしょう。
次の日、僕の友船には上蓋が勝手に開かない自作の簡易ストッパーが付けられました。
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